100万円 株投資 – 賢く始めるためのメリット、リスクとその対策

100万円 投資

こんにちは! Tabby(@Tabby_blog)です。

100万円が今すぐあなたの手元にあったら、どう使いますか?

将来の夢を思い浮かべてみてください。子供の教育費、夢のマイホーム購入の頭金、あるいは旅行。

でも、そのお金をただ銀行の普通預金に預けているだけで、本当に将来の夢が叶うのでしょうか?

株投資はリスクを伴いますが、適切な方法で長期にわたって行えば、そのリスクも減少します。

投資に興味があるけれど、どこから始めたらいいのか迷っている方に、元本を減らさないための方法も知りたくはないでしょうか?

この記事では100万円を投資して、メリット・リスクとそのリスク対策について深く探ります。

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目次

100万円 投資: 2つのメリット

nisa image

リスクを抑えつつ、預貯金以上のリターンを期待

資産運用には様々な選択肢があります。それぞれには独自のリスクとリターンがありますが、適切な投資方法を選べば預貯金よりも高い利回りが得られる可能性があります。

もし銀行の普通預金に100万円を1年間預けると、税引き前の利息は10円、税(国税分15.315%+地方税分5%)引き後の利息は9円となります。

投資信託やETFを活用することで、リスクを抑えつつ年利で数%のリターンが期待できるかもしれません。

一概にはいえませんが、投資信託の「eMAXISSlim全世界株式」に20年・30年投資した場合の1年あたりの利回りは約6~7%です。

リスク

リスクとリターンは反比例する関係にありますが、適切な分散投資を行うことで、全体のリターンを向上させることが可能です。

一瞬、株投資と聞くと「トヨタ、任天堂、ソニー、etc」といった国内外企業への個別銘柄・投資が頭に浮かぶと思います。

上の図を見てのとおり、個別銘柄への投資は「ハイ・リターン」で有る可能性を秘めていますが、その裏には「ハイ・リスク」も見え隠れしています。

そのため長期で預ける(運用)するならば、国策である「NISA(ニーサ)」口座を利用して預けることが一番の得策です。ただし、リスクがない訳ではありませんので自己判断でお願いします。

次のようになります。

2023年内の上限 :40万円

2024年以降の上限:120万円

一定規模の投資額で、将来の資産形成が有利

資産運用の目的は運用リターンを得ることですが、その背後には老後や将来の資金づくりという目的が隠れています。

頑張って貯金することも重要ですが、資産運用による収入も考慮するべきです。

ピケティの不等式「r>g」を考慮すると、投資額を増やすことで得られるリターンも増加します。

ただし、リスク管理も忘れずに。

お金を持っている人たちが、そのお金を銀行に預けたり、株に投資したりすると、お金が増えますよね。これを「利益」と呼び、この増え方を「r」とします。

一方で、国の経済が成長すると、全体のお金の量や給料も上がります。この成長の速さを「g」と呼びます。

ピケティという学者が言っているのは、この「r」(お金を持っている人の利益の増え方)が「g」(国の経済の成長速さ)よりも速いと、結果としてお金持ちの人たちはさらにお金持ちになり、お金を持っていない人たちはそれほどお金持ちになれない、ということです。これが「r>g」という式になります。

イメージとしては、お金持ちの人が持っている「金の木」が、他の木よりも速く大きく成長しているような感じです。

トマ・ピケティは米国のマサチューセッツ工科大学で教鞭をとったこともあるフランスの経済学者

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100万円投資のリスクとその対策

リスク
  • リスクの小さい商品 = 期待できるリターンも低い
  • リスクの大きい商品 = 大きなマイナスになる可能性

損失を抱える可能性

運用対象となる金融商品の多くは元本保証されていません。

価格が下落すると、損失が発生する可能性があります。しかし、適切なタイミングで売却しなければ、長期的には価格が上昇する可能性も。

また、配当や分配金を再投資することで、全体の収支を改善することもできます。

こうしたリスクを軽減するためには、分散投資やドルコスト平均法を活用することがお勧めです。

資金を運用に回しすぎるリスク

投資の結果が良ければ更に資金を増やしたくなりますが、逆の場合でもその状況を挽回しようと多くの資金を運用に回すことが考えられます。

しかし、急な出費が生じた時に困るリスクも。資産運用は余裕資金を使用するのが基本です。生活資金と投資資金はしっかりと分け、計画的に運用することが重要です。

資産運用は計画的に、そして冷静に取り組むことが成功の鍵です。100万円というスタートラインで、より良い未来のための資産形成を始めてみませんか。

ただし、緊急の事態に備えて、生活費の3~6か月分を手元に残しておき、その上での余剰資金を投資に使いましょう。

100万円の株投資を始める前に知っておくべきポイント!

ポイント

株投資を始める際、100万円を運用することを考えている方は多いでしょう。

しかし,適切な資産運用を行うためには、いくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。

今回は、100万円の投資をスムーズに始めるための2つの注意点を解説します!

ポートフォリオ構築とリスク分散

まず第一に、資産運用の基本は「リスク分散」です。

これは、異なる動きをする金融商品に投資することで、一部の資産が価格を下げても全体の影響を最小限に抑える方法です。

「攻め」と「守り」のバランスが大切! 資産を増やす「攻め」の部分だけでなく、資産を守る「守り」の部分も大切にしなければなりません。

そして,投資家のリスク許容度によって、ローリスク、ミドルリスク、ハイリスクの3つに分けて運用することがポイントです。

ポートフォリオをしっかりと全体で把握し、その中での資産の配分を考えることで、自分自身のリスク許容度に合った投資を行うことができます。

ポートフォリオは、いろんなお金の投資の組み合わせのことを言うんだよ。例えば、Aさんがいくつかの会社の株を持っている場合、それを全部まとめて考えるのが「ポートフォリオ

昔の人たちは、お金の詳細な情報を入れるファイルや紙ばさみのようなものを「ポートフォリオ」と呼んでいたんだ。だから、この名前がついたんということです。

でも、大切なのは、ただ商品を選ぶだけではなくて、何のために・どんなふうにお金を増やしたいのかを考え、その後に合う商品を選ぶこと。

そして、時々、その組み合わせを見て、変えることも必要だよ。これが、お金を増やすための基本の考え方です。

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分散投資初心者ガイド:安全に資産を増やす方法

ポートフォリオ

分散投資とは?

分散投資とは、一言で言えば「全ての卵を一つのかごに入れない」こと。要するに、リスクを分散させるために、複数の投資先にお金を振り分ける方法です。

地域・通貨の分散

異なる国や通貨に投資することを指します。例えば、アメリカの株だけでなく、ヨーロッパやアジアの株にも投資することで、一つの市場が下落しても他の市場でカバーすることができます。

資産・銘柄の分散

こちらは、株だけでなく、債券や不動産など、異なる種類の資産に投資する方法です。異なる種類の資産はそれぞれ違った動きをするため、リスクを減少させることが期待できます。

主な投資先とその特徴

  • 円預金:低リスクだけど、低リターン
  • 外貨預金:高い利息が期待できるが、為替の変動に注意
  • 国内株式:大きなリターンの可能性があるが、価格の変動も大きい。
  • 国内債券:比較的低リスク。利息を受け取れる。
  • 外国株式:世界中の企業に投資可能。為替や政治の影響を受けやすい。
  • 外国債券:高い金利が魅力。為替変動やカントリーリスクに注意

分散投資は、資産の成長をより安全に目指すことができ、資産を守りながら成長させる鍵となるので、ぜひ参考にしてみてください。

ポートフォリオ作成のヒント

投資を始める際は、自分のリスク許容度や投資目的をしっかりと考え、それに合わせて資産を配分しましょう。

例えば、リスクを取りたくない方は、債券を中心に、少しの株を持つなど、バランスを考えることが大切です。

確定申告の有無をチェック!

資産運用からの利益は、所得として扱われるため、その利益に応じた税金の支払いが必要となります。

日本における投資収益の税率は2022年現在、20.315%とされていますが、これは毎年の利益に応じて変わる可能性があるため、最新の税制をチェックすることが大切です。

お勧めは、証券会社が提供している「源泉徴収ありの特定口座」を利用する場合、利益が一定の額を超えなければ、確定申告の必要がありません。

私は、必ずこの「源泉徴収ありの特定口座」を利用して取引をしています。

これは、証券会社が所得税や住民税を源泉徴収する仕組みのため、投資家としての手間を省くことができます。

しかし、複数の証券会社を使用している場合や、一年間の損益を通算して確定申告を行いたい場合は、自ら確定申告を行う必要があります。

特に、年間の売却損が発生した場合、これを翌年以降に繰り越して損益通算することで、税金の負担を軽減することが可能です。

さらに、投資の経験や知識が乏しい初心者の方は、確定申告のプロセスが複雑に感じられるかもしれません。

そのような場合、税理士や専門家のアドバイスを受けることで、スムーズな確定申告を行うことができます。

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まとめ

100万円の投資を行う際、税金の面での注意点も無視することはできません。ただし、証券会社が提供している「源泉徴収ありの特定口座」を利用する場合、利益が一定の額を超えなければ、確定申告の必要がありません。

投資の成果を最大化するためには、税務上の知識も身につけておくことが必要です。そのためにも、適切な知識と対策を持つことで、資産運用の成功への一歩を踏み出しましょう。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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