株式投資とは? 初心者にわかりやすく解説

株式投資 わかりやすく

こんにちは! Tabby(@Tabby_blog)です。

今回は、株式投資についてご紹介します。

多くの人が株式投資に対して暗く・悪い・破産といったイメージを持っているかも知れませんね。私も、投資を始める前はその一人でした。

定年退職後、私は細々と貯めた小遣いが30万円ほどありました。

しかし、このままではすぐに使ってしまうだろうと感じ、このお金を何とか増やす方法はないかと考えるようになりました。

ある日、朝のニュースでコロナワクチン開発に関する話題が取り上げられていました。

そのニュースで紹介されていた企業「アンジェス」の株を買ったら大きな利益を得られるのではないかと考え、初めて株を購入しました。

しかし、その後2年半ほど損益(赤字)が続き、とうとう資金も尽きかけたので趣味で持っていた一眼レフ・カメラやレンズなどを売り、そのお金で株式投資を続けることができました。

ようやく一年前から少しずつ利益が出るようになり、今年に入り僅かではありますが27万円ほど。

利益

しかしそれ以上に重要なのは、株式投資やNISAを始めたことで、経済や国内外のニュースに敏感となり、多くのことを学ぶきっかけとなったことです。

もちろん、株式投資にはリスクもありますが、基本的な知識と理解さえあれば誰でも取り組むことができます。そして、資産を増やす可能性も秘めています。

知識は力、その力があなたを経済的自由に近づける第一歩となるはずです。

株式投資の新しい世界に踏み出してみませんか?

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目次

株式とは何か

注意点

企業が自身の事業を行うための資金を集めるために発行する証券のことを指します。

企業が事業を拡大したり、新しいサービスを開始したりするには資金が必要です。

これには銀行から借り入れる方法もありますが、より直接的には、投資家から株式を通じて資金を集める方法もあります。

銀行借入とは違い、株式投資は企業に返済義務がない一方で、投資家である株主は投資金額に応じた特権を享受できます。

これには株価差益、配当金、株主優待、株主総会での議決権などが含まれます。

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株式投資とは

株式投資 イメージ図

一言で言えば、企業の株式を買い、その価値が上昇したり配当を受け取ることで利益を得ることです。

また、株式投資では、企業の業績が好調で株価が上昇したときにその株式を売却し、利益を得ることが可能です。

しかし、すべてが順風満帆というわけではありません。企業の業績が悪化すると、株価は下落し、購入時よりも価値が低くなってしまうリスクもあります。

そのようなリスクも理解した上で、株式投資に挑みましょう。

株式の購入方法

まずは、証券会社で株式取引のための口座を開設することから始めます。

以前は郵送でのやり取りが主流で、口座開設完了まで1~2週間かかりましたが、最近はオンラインで口座開設が完結する証券会社が多く、申し込みから最短で翌営業日には取引を始めることが可能な会社もあります。

証券会社の選び方、口座の開設方法、そして株式の購入方法について、詳しく見ていきましょう。

証券会社

証券会社

まず自分に合った証券会社を選び、そこで口座を開設する必要があります。

証券会社を選ぶときは、取り扱っている商品の数、取引手数料、オンライン取引ツールの使いやすさ、提供しているサービスなどを比較してみてください。

  • 対面証券(店舗での直接取引)
  • ネット証券(インターネットを通じた取引)

大きく2つに分けられます。初心者の方には、手数料が低く、パソコンやスマートフォンを使っていつでもどこでも取引できるネット証券をオススメします。

ネット証券を選ぶときの注意点

  • 取引手数料:長期投資を考えるなら、手数料が少ない会社を選ぶことが大切です。
  • 取扱商品数:多くの商品を扱っている会社は、自分に合う投資先を見つけやすいです。
  • ツールの使いやすさ:初心者でも簡単に操作できる取引ツールやスマホアプリがあると便利です。
  • サービス内容:情報の信頼性や、ポイントの提供などの付加価値を考慮してみましょう。

証券口座を開設したら

次は取引用のお金を口座に入金します。ここで大切なのは、投資に使うお金は「余剰資金」だけという原則です。

まずは、緊急の事態に備えて、生活費の3~6ヵ月分を手元に残しておき、その上での余剰資金を投資に使いましょう。

そして、投資はリスクも伴うため、自分がどれだけのリスクを許容できるかを考え、少額から始めることをおすすめします。

株式の購入方法について、初心者でも理解しやすいように説明します。

株式の注文方法

東京証券所

その前に、日本には東京、名古屋、札幌、福岡といったいくつかの証券取引所がありますが、その中でも最大の市場は東京証券取引所です。

ここでは大企業からスタートアップまで様々な企業の株式が取引されています。

実際に注文をするときは、大きな金額をすぐに投資するのはリスクが高いため、始めは少額から、ゆっくりと経験を積みましょう。

通常、日本株は100株単位でしか買えませんが、1株単位で買える「単元未満株(ミニ株)」というサービスもあります。

ただし、このサービスにはいくつか制約もありますので、利用前に確認しましょう。

まずは少額から始め、経験を積みながら賢く投資を行っていきましょう。

では、株を買いたいと思った時、どのようにして購入するのでしょうか?注文の方法は主に2つあります。

指値注文

自分が納得のいく価格で株を買いたいときに使用します。

指定した価格で株が売買されるので、自分の思う価格で取引できるのがメリットです。

ただ、希望価格にならないと株が売買されないので、ほんの少しの価格の違いで取引のチャンスを逃すこともあります。

成行注文

価格を指定せずにすぐに株を売買したいときに使用します。

株価が大きく動いている時などは、指定せずにすぐに取引できるのが便利です。

ただし、価格が思ったよりも高かったり低かったりすることもありますので、注意が必要です。

取引の確認と精算

株の売買が成立したら、証券会社から取引の詳細を報告する文書が送られてきます。

これをチェックして、自分が注文した通りの取引がされているか確認しましょう。

そして、取引が成立すると3営業日後にお金のやり取りが行われます。

この時、証券会社に支払う手数料や口座管理料が発生しますので、取引前にそれらの費用についても確認しておきましょう。

株式投資の目的と「含み益」

株式投資の目的は人それぞれ。株価が上がって売却益を得るためだけでなく、配当金を得るために株を持ち続けることもあります。

ただし、株価が上がったとしても売却しなければ利益は実際のお金としては得られません。

この「まだ売っていないけど利益が出ている状態」を「含み益」と言います。

株価が下がってしまうとこの含み益は「含み損」となってしまうので、目的に合わせて適切なタイミングで株の売却を考えることも大切です。

これらを理解すれば、あなたも株式投資の第一歩を踏み出す準備が整ったことでしょう。

株式投資の3つの利益

配当金

配当金・売買差益・株主優待

株式投資には大きく分けて3つの利益があります。

それは、配当金、売買差益、株主優待です。それぞれの特徴と受け取り方をわかりやすく解説します。

配当金(インカムゲイン)

企業の事業利益の一部が株主に還元されるのが「配当金」です。

具体的には、「1株あたり○○円」といった形で、企業の利益に応じて支払われます。

この配当金はインカムゲインとも呼ばれ、保有している株数によって得られる金額が決まります。

ただし、注意点として、全ての企業が配当を行っているわけではないこと、また、配当を行っている企業でもその額や回数は業績や方針により変わるため、必ずしも配当金が得られるとは限らない点を覚えておきましょう。

売買差益(キャピタルゲイン)

売買差益は、株式の購入価格と売却価格の差から得られる利益を指します。

たとえば、50万円で購入した株式を60万円で売却すれば、その差額の10万円(手数料や税金を除く)が売買差益となります。

株価は常に変動するため、株価が上昇した際に売却することで大きなリターンを得ることが可能です。

ただし、リスクも大きくなるため、十分な注意が必要です。

株主優待

優待券

「株主優待」とは、企業が株主に対して、自社製品の割引や無料サービスなどを提供するものです。

これは株式を持つだけで得られる利点で、企業によっては割引販売や自社製品のプレゼントなど、様々な形で提供されます。

しかし、すべての企業が株主優待を提供しているわけではありません。

また、提供している企業でも、保有株式数によって提供内容が変わったり、業績によっては優待自体がなくなる場合もあります。

そのため、株主優待を活用する際は、企業の公表情報を随時チェックすることが重要です。

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成功への道 「長期投資」、「積立投資」、「分散投資」

利益の方が多い:46%

損失の方が多い:約30%

ほぼ、プラスマイナスゼロ:約25%

  • 投資の勝因

多く挙がったのは「長期保有」で、毎年の配当金を受け取ることを目的にした人々が多いことがわかりました。

長期保有のメリットとしては、株価の動きを常にチェックする必要がなく、優良銘柄を適正価格で購入することができれば、大きな成果が見込まれるという点があります。

ただし、誤った銘柄を選択したり、高値で購入したりすると長期間売れずに保有し続ける必要があるため、慎重な銘柄選択が求められます。

  • 投資の敗因

一方、「損失の方が多い」と回答した人々の意見では、一点買いの失敗や市場の動きの読み誤り、勉強不足、一喜一憂しての投資行動、株価が下がった時の売却などが主な敗因として挙げられました。

長期投資

株式投資の特性を理解するためには不可欠です。企業の成功は一晩で達成されるものではなく、長期的な視野が必要です。

そのため、将来の成長や可能性を考え、支持したい企業を見つけ、その動向や経営状態に注意を払うことが重要です。

積立投資

株式投資では、一度に大量のお金を投入するのではなく、少額でも定期的に投資することでリスクを分散し、長期的な成長を促進します。

この方法は、市場の動きに振り回されず、時間とともに資産を積み上げていくことを可能にします。

分散投資

重要性を理解しましょう。すべてのお金を一つの企業や業界に投資するのではなく、様々な会社や業界に投資を広げることで、リスクを分散します。

これは、もし一つの投資が思わしくなかったとしても、他の投資によりその損失を補うことができるからです。

これらの投資戦略を組み合わせることで、リスクを管理しながら着実な成長を達成することができます。

株式投資のリスク

リスク

株式投資を始める前に、その可能性とともにリスクも理解しておくことが重要です。

その一部として、ここでは株式投資のデメリットについて解説します。

元本保証がない

株式投資では、元本が保証されることはありません。

これは、株式投資が企業の成長に投資する行為であり、その結果が必ずしも利益を生むとは限らないからです。

預貯金などとは異なり、株価は証券取引所で常に売買され、価格は変動します。

この価格は企業の業績、金利、為替、景気の動向、さらには海外の株式市場の影響など様々な要素によって変化します。

したがって、投資した金額(元本)を保証することはできないのです。

倒産するリスクも

倒産

株式とは、具体的には企業が発行する証券のことです。

企業の業績が好調であれば、株価は上昇し、投資家は配当金や売却による利益(売買差益)を期待できます。

しかし、逆に企業の業績が悪化し、株を売る人が増えると株価は下落します。最悪の場合、企業は倒産し、その株価はゼロになります。

このようなリスクを理解した上で、株式を購入し、その後も常に企業の経営状況をチェックすることが重要です。

投資金額が比較的高い

株式投資は投資信託などと比較して、必要な投資金額が比較的高くなります。

それは、株式投資では一定の単位(最低売買単位:単元)で株を購入するためです。

多くの場合、1単元は100株で、その価格は「現在の株価×1単元(100株)」となります。

したがって、株価が2,000円の場合、1単元を購入するためには20万円必要となります(これには売買手数料は含まれていません)。

そのため、初心者にとっては投資のハードルが高く感じるかもしれません。

以上、株式投資のリスクについて解説しました。株式投資には大きな潜在能力がありますが、それと同時にリスクも伴います。

それらを理解した上で、あなた自身の投資スタイルやリスク許容度に合わせて、適切な投資判断を行うことが重要です。

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まとめ

何よりも、まずは少額から始めて理解を深め、自分に合った投資戦略を見つけていきましょう。

投資とは、決して急いで一攫千金を狙うものではなく、冷静な判断と計画的な行動が大切です。

投資を始める際には、「長期・積立・分散投資」という三つのポイントを心に留めておきましょう。

これらは投資のリスクを軽減し、資産を着実に増やすための基本的な方法です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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