ETC法人カードとETCコーポレートカード 効果的な選択のためのガイド

こんにちは! Tabby(@Tabby_blog)です。

私は現在、前職を定年退職してからNEXCO関連の会社に勤務しています。

この度、ETCカード関連の記事を執筆しています。

なぜなら、最近ではETC利用率が拡大し、NEXCO西日本では「2023年春」から11か所の料金所がETC専用料金所として運用されることになりました。

さらに、将来的には2030年までに高速道路のETC化が進む予定です。

そのため、まだETCカード(車載器)を利用していない企業の方々には、通行料金を現金で支払うよりもETCカードを利用することのメリットをお伝えしたいと思い、この記事を執筆しました。

ビジネスの成績を左右する要素の一つは、業務に関連するコストの最適化です。

その中でも、企業や組織が頻繁に高速道路を利用する場合には、ETC法人カードとETCコーポレートカードの選択が非常に重要です。

ただし、どちらがより有益な選択肢なのかは、利用状況や特性によって異なります。

この記事では、両カードの特徴を詳しく検討し、あなたの組織に最適な選択肢をサポートします。

<スポンサーリンク>
目次

ETC法人カードの特徴と利点

ETC法人カードはどのような特徴を持つのか?

ETC法人カードは、さまざまなクレジットカード会社(クレジット機能付き。)や事業協同組合(クレジット機能なし。)から発行される、法人向けのETCカードです。

割引制度は必ずしも豊富ではありませんが、新会社でも作れ、ポイントが貯まるマイレージサービスが利用できます。

1 多くの従業員にその都度、現金を渡さなくていい

2 利用明細(請求書)で管理が簡単

・入口、出口のインター名記載

・カードごとに金額が明確に出る

3 高速道路のみ利用できるカード(クレジット機能付いてない)

4 ETC車載器がなくても手渡しで利用可能

5 必要カード枚数お申込可能

6 時間帯・休日等により30%割引適応

7 レンタカー、従業員の車でも利用可能

8 新会社でも申込み可能

マイレージサービスによるポイントが貯まる

ETC法人カードは、通行金額に応じてマイレージポイントを貯めることができます。

これらのポイントは無料通行分と交換することが可能で、使用額が多くない場合でもポイントが貯まるシステムです。

どの車でも利用可能

ETC法人カードは車両を選ばず利用できます。これはレンタカーや個人所有車、代車など、さまざまな車両での利用を可能にします。

広範な高速道路・有料道路での利用が可能

ETC法人カードは、多くの高速道路や有料道路で利用することができます。

ETCコーポレートカードの特徴と利点

ETCコーポレートカードはどのような特徴を持つのか?

ETCコーポレートカードは、NEXCOから発行される大口利用者向けの車両限定ETCカードです。

一枚のカードは一台の車両に対してのみ利用でき、その特性から大口・多頻度割引という強力な割引制度を利用できます。

大口・多頻度割引が適用可能

ETCコーポレートカードの最大の利点は大口・多頻度割引が利用可能であることです。

これは月額利用金額に応じて、最大で30%の割引が適用される制度で、利用金額が一定の条件を満たすとさらに割引が適用されます。

利用状況の把握が容易

ETCコーポレートカードの利用状況は一枚のカードごとに明記され、詳細な利用明細が提供されるため、車両運行状況の把握がしやすいというメリットがあります。

一定の月間利用額が必要

大口・多頻度割引を受けるためには、月間の利用額が一定の基準を満たす必要があります。そのため、月間利用額が少ない場合には、ETCコーポレートカードの恩恵を十分に受けられない可能性があります。

利用可能な車両が限定される

ETCコーポレートカードは一枚につき一台の車両のみで利用が可能です。そのため、レンタカーや代車など他の車両での利用は不可能です。

大口・多頻度割引の適用条件が複雑

大口・多頻度割引は、NEXCOが指定する道路でのみ割引が適用され、一般有料道路の多くでは割引が適用されません。また、平日の朝夕割引との重複適用がないなど、非常に複雑な条件が設けられています。

ETC法人カードとETCコーポレートカード、どちらを選ぶべきか?

あなたの企業に適したカードはどちら?

どちらのカードが得なのかは、あなたの組織の具体的な状況と利用状況によるところが大きいです。

ETC法人カード

一方で、利用額が多くない場合や使用車両の限定が難しい場合、ポイントの貯まるメリットがあるETC法人カードが向いています。

また、レンタカーや複数の車両、代車での利用が予想される場合も、ETC法人カードの方が利便性が高いでしょう。

ETCコーポレートカード

例えば、一台あたりの月額利用額が3万円以上であるような場合、大口・多頻度割引の適用が可能なETCコーポレートカードの利用を検討するとよいでしょう。

導入時の費用を考える

どちらのカードを選ぶべきかを判断する際には、導入時の初期費用も考慮すべきです。

ETCコーポレートカードやETC法人カードには、それぞれ異なる初期費用が発生します。これらの費用は、経済的な損益を考える際の重要な要素となります。

導入を考える前に

最終的に、どちらのカードを選ぶかは、あなたの組織の利用状況とニーズによるところが大きいです。割引率、利便性、利用範囲など、各カードの特性を理解し、あなたの組織にとって最適なカードを選ぶことが重要です。

まとめ

ETC法人カードとETCコーポレートカード、どちらもそれぞれに利点と特性があります。

自社の利用状況に合わせて、最適なカードを選択しましょう。

車両を選ばず利用できポイントが貯まるETC法人カード、大きな割引率を得られるETCコーポレートカード。

あなたのビジネスにとって最適な選択を、この記事が助けになれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次