Webカメラでの見守りのきっかけとは

私も50代に終わりを告げようとしております。

父が高齢となり、その見守りについては身近な問題になってました。

先日、その父が亡くなりました。

亡くなる一年ほど前から、父から「独りで暮らすのが辛くなった。介護施設に入りたい。」という言葉をよく聞くようになりました。

当時の父は、市内の病院で抗がん剤の治療を受けおり、私からコロナ渦であるため「施設に入所すると通院に支障が出るかも知れないのでもう少し待って欲しい。」と説明し、独り暮らしを続けてもらいました。

その後、抗がん剤治療の効果も期待できないことと、治療に伴う副作用で体力・気力ともに失ってしまい、私の自宅に近い小規模多機能型居宅施設へ入所することになりました。

このような状態の父を見守るため、施設内の父の部屋へWebカメラ(以下、カメラと呼称します。)を設置し、仕事の合間や、朝、寝る前などに父の様子を観るのが日課となりました。

話は前後しますが、このカメラを設置するきっかけとなったのが、同じ職場で働く上司です。

いつも休み時間に携帯電話の画面を黙って見ているため、上司へ「何を観ているのですか?と尋ねたところ、「高齢の母の状況を観ているんだよ。」」という話がきっかけでした。

改めてカメラを設置したことで、父ともども安心を得ることができました。


設置に辺り父に「カメラを設置して見守りたい。」と告げると、父も「頼む」との二つ返事でした。

カメラなどを使うとお金が掛かる、親の家にネット環境がない、接続が難しそう、などと思うかも知れませんが、意外とカメラや通信料も安価で接続も簡単にできます。

また、この時代にわざわざカメラを購入して、更にネット環境まで整えるより、親にスマートフォンを購入してテレビ電話(webを利用したカメラ通話)の方法があるじゃないか!

と言うような意見も聞こえてきそうですが、「親に電話しても出ない、もしかして家の中で倒れているのではないか。何かあったのでは?」と、不安で仕事も手に付かない状況となったことはないでしょうか?

そのような不安な時間を過ごすことを考えると、限られた休憩時間に親の安否確認を携帯電話で短時間に行え、電話に出ないときに室内の状況を確認できるカメラの設置を是非お勧めしたいと思います。

次に私が実際に使用していたカメラとルーターを紹介させて頂きます。

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自宅で使用していたカメラとルーター

  • Webカメラ:Imou Ranger 2c
  • ネット環境:有線テレビ+インターネット回線
         (上り1Mbの最低料金で利用)
  • ルーター:BUFFALO トラベルルーター WMR-433W2-WH

カメラ(Imou Ranger 2c)


 

ルーター


 

 

 

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