野良猫との出会いが変えた日常 佐世保『保護猫カフェ 九十九島 ねこの郷』で猫を救う <続 編>

こんにちは! Tabby(@Tabby_blog)です。

今回は、前回の記事でご紹介した保護猫が、無事に近所の動物病院で検査とワクチン接種を終えた後の続編になります。

動物病院を出発し、佐世保市小島町にある「保護猫カフェ 九十九島ねこの郷」に向かいました。到着すると、オーナーとスタッフの方々が温かく迎えてくれました。

ただ、一番心配だったのは、この猫が成人前だと思っていたところ、動物病院の看護師さんから「歯が抜けているので、高齢の猫です。」と告げられたことでした。

高齢のため、新しい家族が見つかり難いかも知れない。という不安があり、この猫を引き取ってもらえるかどうかが心配でした。

しかし、オーナーの方から「事前にお話を伺っておりますので、安心してお預けください。」と優しく声をかけてもらいました。

さらに、「今日は、他のご家族からも保護された2匹の猫をお預かりしています!」との言葉もあり、心からホッとしました。

かけがえのない命を守りたいという気持ちは強いものの、我が家にはすでに先住猫がいて、新しい猫と気が合わないことがありました。

そのため、我が家で育てるのは難しく、九十九島ねこの郷に預かってもらえることに、本当に感謝しています。

そこで耳にしたのが、この子が「サビ猫」という種類だということでした。

実は私、「サビ猫」という言葉を初めて聞いたので、思わず聞き返してしまいました。そこで調べてみると、サビ猫には驚くべき特長がいくつもあることが分かりました。

サビ猫の特徴
  • 賢くて優しい

    サビ猫は、飼い主の表情や行動をよく観察し、空気を読む力に優れているため、非常に賢い猫として知られています。

    また、サビ猫のほとんどがメスで、母性本能が強く、愛情深い性格を持っています。そのため、面倒見がよく、他の猫とも協調性があり、多頭飼いにも適している猫と言えます。
  • 繊細だけど慣れると甘えん坊

    サビ猫は、メスが多いためか、怖がりで警戒心が強い傾向があると言われています。
    そのため、仲良くなるまでに時間がかかることもありますが、一度飼い主との信頼関係が築かれると、驚くほど甘えん坊になるそうです。

    このようなギャップが、サビ猫の魅力として飼い主にとってたまらないポイントなのかもしれませんね。
  • サビ猫は「福猫」と呼ばれる三毛猫の一種で、幸運をもたらす猫とも言われています。

    特徴的な茶(赤)・白・黒の毛色には、それぞれ幸運のシンボルや魔除けの意味があると言われています。

    特に、サビ猫のオスは非常に希少なため、サビ猫全体が幸運を運んでくれる存在として認識されているのかも知れません。

    また、アイルランドやスコットランドでも、サビ猫は「幸運をもたらす猫」として愛されており、世界各地   でその存在が幸運の象徴とされています。

改めてこの記事を書きながら、九十九島ねこの郷で出会ったこの子を思い返すと、まさにその特長がよく当てはまると感じています。

後日知ったことですが、この子は「九十九島ねこの郷」の奥様の膝に乗って、離れようとしなかったんです。驚きとともに、ますますその魅力を感じました。

翌日、再びお店に伺うと、サビ猫の行動を見ていたスタッフの方から嬉しい言葉をいただきました。

こうして膝に乗って安心している猫は少ないので、高齢ではありますが、意外とご家族として迎えてくださる方がいるかもしれませんよ。

さらに、スタッフの皆さんがこの子に名前をつけてくれて、「もみじ」と呼ばれることになり、動物病院で大切な確認を怠っていることにも気づかされました。💦

もみじは、「女の子」でした。

数日後、「九十九島ねこの郷」でボランティア活動をしている米海軍佐世保基地勤務のご主人に帯同して訪れた獣医(女医)さんから、もみじの健康状態についてお話を伺うことができました。

そこで分かったことは次の通りでした。

  • 子猫の頃に付けられた首輪が、大人になってもサイズを変えられず、その痕が酷く残っていること。
  • 歯がない理由は年齢や事故ではなく、何らかの方法で故意に抜かれた可能性が高いこと。

この状態を見た獣医さんからは、「もしかすると、もみじは虐待を受けていたかもしれない」と言われました。

虐待を受けた猫は、「人を警戒するようになるか、餌を得るために人に近づくようになる」傾向があるとも教えてもらいました。

その話を改めて聞き、もみじを保護できたことに深い感謝の気持ちです。

スタッフの皆様、本当にありがとうございます。

想像の域を出ませんが、もみじはかつて飼い主のもとで暮らしていたものの、何らかの理由で手放されてしまったのかも知れませんが、途方に暮れながら、生き延びるために毎日餌を求めて必死に生きてきたのでしょう。



もみじのように過酷な環境を乗り越え、新しいご家族との出会いを待っている猫たちが、九十九島ねこの郷にはたくさんいます。

どうか、これらの猫たちを温かく迎え入れてくださるご家庭との出会いがあることを、心から願っています。

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目次

保護猫カフェ 九十九島ねこの郷 店舗情報

ホームページ

とても充実したHPですので、是非一度ご覧下さい。

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店舗情報

保護猫カフェ 九十九島ねこの郷

【店名】保護猫カフェ 九十九島ねこの郷

【住所】〒857-0066
    佐世保市小島町7-24
    (東小島町バス停前)

【電話】0956-60-9411

【営業】10:00~17:30

【定休】年中無休(年末年始を除く。)

【座席】テーブル席 ×6席(4人掛け ×5席 ・ 3人掛け ×1席)

【トイレ】男女兼用 ・ 洋式(温水洗浄便座付)

【支払い】現金、d払い、メルペイ

【駐車場】有 4台

カフェねこの郷へのアクセスガイド

初めて訪れる方へ安心してたどり着けるよう、動画で道案内しています。この動画を見て、ぜひ「カフェねこの郷」で癒しのひとときをお楽しみください!

西九州道の佐世保中央ICを降りた後、「カフェネコの郷」までの道案内を紹介する動画です。

地図

ご支援のお願い

お店からのお願いです。

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ねこの郷プロジェクトでは、保護猫譲渡事業を継続させるために収益事業を展開しておりますが、まだまだ十分とは言えません。
物品・金銭を問わず、皆様の温かいご協力、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

【お振込先】
PayPay銀行 005-6623186
シヤ)クジュウクシマネコノサト
一般社団法人 九十九島ねこの郷

九十九島 ねこの郷

パンフレット

最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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